メインコンテンツにスキップ

IoT導入のメリット

見えなかったものが見えるようになる(見える化)

例えば、リストバンド型の活動量計(含アップルウオッチ)もIoTデバイスです。一日の歩数、心拍数といった身体情報が見えるようになります。身体情報がデータに置換わり、見える化されます。
工場設備の稼働状況、食品管理の冷蔵庫の温度、ノギスで測った製品の検査データ、あらゆるものがIoTを活用することでデータ化され、見えなかったものが見えるようになります。
体重計無くしてダイエットはできません。改善の第一歩が、まず見える化です。

データ化されることで自動化が可能になる

見えなかったものが見える化され、データ化されます。一旦、データに置換わるとソフトウエアで自由に加工、制御することができ、自動化が可能になります。
例えば各家庭の電力メータは、今やスマートメーターと言われるIoT機器に順次、置換わっており、従来の人手による検針から、消費量がデータ化されて、検針も課金計算も自動化されています。

データを一元的に集めることで新たな価値が生まれる

見える化されたデータを一元的に集める、これがクラウド活用のメリットです。世界中のあらゆる場所からのデータを集めることが可能です。
グローバルに点在する工場の稼働状況をまとめて比較して見る、といったことが可能になります。

モノをソフトウエア化することでどこからでも制御が可能になる

スマートロックという製品は、既存のドアに工事することなく取付けるだけで、スマートフォンから鍵の開け閉めが可能になります。
鍵という「モノ」がソフトウエアを介してクラウド経由で制御が可能となる、これもIoTです。

IoTのユースケース

事例1 工場設備の稼働状況の見える化

課題:工場設備の稼働状況の実態がつかめない
適用:既存のシグナルタワーに光学センサを付加し、点灯状況を見える化(分析,対策)
価値:設備の稼働率が向上し、工場の生産性が向上
現場に気づきが生じ、改善へのモチベーションが向上

事例2 高度なトレーサビリティシステムによる高品質製品の提供

課題:お客様への納入製品の不良判明時の迅速な対応(不良個所の特定)
適用:IoTを活用したリアルタイムでのトレーサビリティシステムの構築
価値:部品情報(素性)、検査結果、作業履歴が納入製品毎に瞬時に判別、さらに部品ロット単位で納入した製品情報も判別

事例2補足 IoTを活用したトレーサビリティシステム

従来は現場毎に手作業で記憶していた情報が、IoTの活用により、リアルタイムで自動的にトレーサビリティ情報が採取可能に

IoTを活用した
ものづくり現場の生産性向上セミナーのご案内

銀座にて12/23(木)、1/15(金)、1/28(木)の各日程でセミナーを開催いたします。
IoTとはいったい何が良くなるのか、といった基本的な説明から先進企業の取組み、中小企業での活用事例についても説明、ゼロから始められるIoTの取組みについてお伝えします。

上原出之
トップへ戻る